寝起きのズキズキ頭痛で朝から脱力感【柏市増尾33歳男性】
10年以上前から頭痛を感じるようになり、ここ最近では『1週間に2回の頻度』で、朝・寝起きのズキズキ頭痛に悩まされていた、増尾駅(柏市)方面からお越しいただいた、33歳男性の治療実例になります。
- 10年以上前から頭痛を感じる
- 最近は1週間に2回の頻度で出る
- 病院のMRI検査で脳は異常なし
- 特に朝、寝起きに頭痛が出る
- 仕事中に脱力感がありボーッとする
- 後頭部にズキズキした脈打つ痛み
- 慢性的な肩こりや首の痛みもある
- ひどいときはマッサージへ行く
頭痛が頻繁に出ていますが、病院外来でMRI検査をして異常がありませんでした。そのため、脳の病気ではなく、肩こりや首の痛みが関係する頭痛の可能性が高いと思われます。
また、頭痛に関しては『月に1回』までなら問題ありません。ただ、この33歳男性(柏市増尾)の場合は『1週間に2回』も出ているので、だいぶ悪い状態だと考えられます。
朝、特に寝起きに頭痛が出る場合は、睡眠の質や寝方、歯ぎしりなども関係しますので、そこを意識して改善していく必要もあります。
左側の写真が、治療の前に撮影した後ろ姿ですが、右肩がほんの少し下がり、首の傾きが左に強く出ています。
ご本人に伺いますと、小さな頃から首が傾いてしまうようなので、出産のさいに首が引っ張られて起こる、生まれつきの斜頚かもしれません。
右側は、うつぶせになっていただいた時の写真ですが、体が大きく右側に歪んでいるのが分かります。
これだけ大きく曲がってしまうと、背骨や骨盤の歪みもあるでしょうし、日常生活で傾いた悪い姿勢を取っていることも考えられます。
治療前に、右側の肩甲骨に手が入るかをチェックしてみましたが、1ミリも入らない状態でしたので、かなりの重症です。
左側の肩甲骨は、最初の段階で10ミリ(1センチ)ほど手が入るので、1~2回で改善できる硬さです。
治療前後の比較
左が骨盤矯正をする前の写真ですが、骨盤の歪みがあり、右足が1センチほど短くなっている状態です。
右側が骨盤矯正後の写真になりますが、ほぼ足の長さは揃い、問題のない範囲(3ミリくらい)で右足の方が長くなっています。
治療前に1ミリも入らなかった右の肩甲骨ですが、1センチ弱は入るようになりました。
元々が1ミリも手が入らず、筋肉の固まり(癒着)の強い状態でしたので、数回の治療は必要になると思います。
33歳男性(柏市増尾)の頭痛について
頭痛の頻度は『1週間に2回』だと、症状としてはだいぶ悪い状態になるので、治療や生活習慣の改善で、月に1回以下にまで減らすことを目標とします。
この33歳男性(柏市増尾)の生活習慣から考えますと、睡眠時間は毎日8時間とれているので問題ありません。ただ、眠りが浅いため、それを改善することと、体に余分な力が入ってしまうので、その習慣を減らしていく必要があります。
デスクワーク中に集中力が切れてボーっとしたり、脱力感があるのも、睡眠の浅さが関係します。睡眠が浅く脳がしっかり休めなければ、睡眠時無呼吸症候群のように、急な眠気に襲われたり頭痛が出たりします。
また、肩こりや首の痛みは『頭痛と関連する』ことが多くなります。この方の場合も、右肩の筋肉が非常に強く癒着(隣りの筋肉とくっ付く状態)してしまっていました。そのため、ズキズキする頭痛を強くしている原因の1つに、肩こりは大きく関係しているはずです。
さらに、体に余分な力が入ると、肩こりや首の痛みも強く出ます。それによって、後頭部の頭痛がさらにひどくなり、痛みの悪い連鎖が起こります。
頭痛治療なら柏整体院へご相談ください
柏市増尾の33歳男性は、こちらにご来院いただいていた奥様のご紹介でお越しになりました。
最近では、ズキズキとした後頭部の頭痛で朝に目が覚めるため、疲れが取れず寝起きにスッキリとした日がないそうです。
また、元々デスクワークが楽しいわけではないため、寝起きから頭痛があると、『会社に行きたくない』という気持ちをさらに重くしているようでした。
肩こりや首の痛みもあり、頭痛の頻度も多いため、気持ちが途切れて心の病気になってしまうと、仕事を長く休まなくてはいけなくなります。お子さんもまだ小さいので、そうなってしまってはご家族も大変になってしまいます。
もし、この方と似たような症状でお悩みでしたら、柏整体院 ばらんすカイロプラクティックにご相談ください。
特に頭痛は専門としておりますので、お役に立てることと思います。